2014年11月27日

ベネチアではキャスター付きスーツケース禁止!

イタリアの主要観光都市であるベネチアでは、2015年からキャスター付きのスーツケースの持ち込みが禁止になります。

先日議会で決定した法律によると、騒音を防止するために、2015年5月より通常のゴム製、またはプラスチック製のキャスターが付いているスーツケースをベネチア本島内に持ち込むことを禁止するとのこと。

もともと車が通らないベネチアの静かなまちなかに、観光客がごろごろと音を立ててスーツケースを引いたり、商品を運ぶための、運送業者の台車が、夜中でも構わずがたがたを音を立てて通るのが、うるさくて、住民は寝ることもできない、という苦情が長年あったため、今回の条例が発せられることとなりました。

近年は、他の街では、中心地区への車の乗り入れを禁止しているところが多いのだから、ベネチアだって、
騒音公害を解消するために、スーツケースの持ち込みを禁止するのも理に叶ったところだろう。との意見がありますが、騒音を我慢できないのは充分理解できますが、法律でそこまで制限してしまうのか?と少々疑問に思うところでもあります。
将来は、公共の場所では、これも禁止、これも禁止、と制限だらけになってしまいそう。。。
しかも、「ベネチアの住民は免除される」というのも疑問の一つでもある。

さて、そういうことで、来年5月以降は、空気注入式のゴム製のキャスターなど、音がしないスーツケースのみ、持ち込むことが出来ます。

騒音のするスーツケースを保持しているところを監視官などに見つかった場合は(見張り監視員などを付けるとのこと)、100-500ユーロの罰金が科せられます。

ベネチアへの観光客は注意が必要となりそうです。

では、実際空気注入式、または静音スーツケースというのは、どのようなものなのでしょうか?
調べてみたところ、日本でも、イタリアでもまだ空気注入式のキャスター付きスーツケースは市場には出回っていないようです。イタリアでも、「只今検討中」とのこと。
日本では、空気注入式ではないですが、従来より3分の1の音に軽減した静音スーツケース、というものが販売されていました。

ベネチアで利用できそうなキャスター

日本からの旅行ですと、どうしてもスーツケースの持参は必須ですので、今後のスーツケース事情と、ベネチアの実際の事情を観察していく必要がありますね。

イタリア情報スタッフ 吉永

イタリア旅行はイタリアエクスプレスで!
posted by イタリアエクスプレス情報スタッフ at 06:05| Comment(1) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年10月12日

ジェノヴァでまた洪水!

こんにちは。ジェノヴァ情報スタッフの黒木です。

2014年10月10日の未明に、ジェノヴァでまた洪水が起こりました。

一週間続いた雨が、9日は少し落ち着いてほっとしたのも束の間、21時頃からそれこそ
「バケツをひっくり返したような」激しい雨が始まり、ふつう土砂降りの雨というのは、
10分くらいで一段落するのが普通なのに、全く弱まる気配がないのです。
どこからこんなたくさんの水が落ちてくるのか。と思うほど。

洪水が心配だ。。。

冒頭で、「また」と書いたのは、ジェノヴァは秋に大雨があると頻繁に街の中心を流れるビサーニョ川が氾濫するのです。
自宅は幸いにも高台にあるので、洪水被害に遭うことはないのですが、
低い地区の事を心配しながら、床につきました。

翌朝ニュースを見ると、
ニュース速報で、「ジェノヴァで洪水」を聞きその事実を知りました。

ジェノヴァ洪水被害

車も浸水

残念ながら死亡者も出てしまい、大参事となってしまいました。

馴染みの美味しいピッツェリアさんも。。。

ジェノヴァの洪水の様子

一日経って今日は雨も止んだので、被害が出た駅付近へ行ってみました。

家の中に入り込んだ泥を掻き出す作業をするたくさんの人がいて、
通り沿いは使い物にならなくなった家具、電化製品がたくさん捨てられ初めていました。

自分の街、馴染みの通りだけに、涙が出てきてしまいます。

救われるのは、たくさんの若い学生が、シャベルを持って手伝ってくれている事。

片づけ作業をするボランティアの人々

ほとんど1-3年置きに起こるジェノヴァの洪水は、理由があるのです。
このあたりのリグーリア地方は、海岸線からすぐに山になるため、平地がとても少ないのです。
その昔、その斜面にもこのように木を切ってマンションをたくさん立てたものだから、

斜面に密集する建物

雨が降ると、水は地面にしみこむことなく、川のように流れて狭い平地に集まる。
そして、その平地にある川が氾濫する。という訳なのです。

今更マンションを取り壊して、自然を取り戻すことはできないにしても、
川の氾濫を防ぐためにすることはあるはず。
調べてみると、大がかりな川の整備工事は、3年前からストップしたままという。

こんな状況で、毎回住民が被害に遭うのも納得いかないはず。
市民が怒るのも当たり前です。 

ジェノヴァ情報スタッフ 黒木優子


イタリア旅行はイタリアエクスプレスで。

posted by イタリアエクスプレス情報スタッフ at 23:12| Comment(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月02日

ローマ法王が退位

2月28日にてローマ法王が退位しました。
現在、新しい法王が決まるまでは、法王不在の日々です。

イタリア民衆の観点からこの事件を見てみると、
初めニュースが流れた時、「法王が2月いっぱいで辞める????」
どういう事ねん??

驚き、というか、意味不明、というのが第一印象だったようです。

というのは、法王は事実上終身制。神聖化された存在だからです。
自ら進んで退位したのは、約700年前のローマ法王以来、というから人々には、
「総理大臣でもないのに、辞めるというのはあり得ない」
と思われるのも当然なのかもしれません。

少しずつ、その退位の原因や経過が明らかになって人々にも受け入れられた様子です。

ローマ法王は別れのあいさつで、「今日から私は一人の巡礼者となりました」
と告げました。実際は名誉法王として、別荘とバチカン内で、祈りや執筆活動に励むそうです。

3月4日より新しい法王を決めるべく大司教達の会議が始まりますが、選出までには少し時間がかかりそうです。

2月末のイタリア総選挙で、過半数を得られなかった中道左派から、政局不安も招いているイタリア。

「今やイタリアは、政治不在で法王不在だな」と近所のおじさんがポツリとつぶやいていました。


by イタリア情報スタッフ 吉永

イタリア旅行はイタリア専門旅行会社のイタリアエクスプレスで!

posted by イタリアエクスプレス情報スタッフ at 16:12| Comment(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。