2010年12月19日

水とお菓子とカフェの街!カステッラマーレ・ディ・スタビア

ナポリ・ソレント情報スタッフの堀内です。


南イタリアはナポリとソレントを結ぶ、ヴェスヴィオ周遊鉄道(Circumvesuviana)沿いには、ナポリ、ソレント、ポンペイやエルコラーノなどの有名な観光地があります。

同線のちょうど真ん中あたりに、ソレント半島最初で最大の街で、古代ローマ時代にに栄えたカステッラマーレ・ディ・スタビア(Castellammare di Stabia)〜以下カステッラマーレ〜があります。


カステッラマーレ・ディ・スタビア


写真のように、ヴェスヴィオとナポリ湾が一望できる人口約62000人のこの街は、ガイドブックに載ることはほとんどありません。
なので、こころなしか近郊の有名観光地より、のんびりした雰囲気を醸しだしています。
しかし、この街はナポリ人も一目置く「水とお菓子とカフェの街」なのです。



カステッラマーレには「スタビア・テルメ」という、エステ・マッサージと、医療を兼ねた施設があり、ここでは、近くの山から涌き出る、28種類もの病気治療用の飲料水が手に入ります。
私もそのうち1種類試したことがありますが、かなり硬質でクセがあり、しかも鉛のような匂いと味がしました。
この水源からは、なんと炭酸入りの水が運ばれてきます。


カステッラマーレの水

写真のような、一見なんでもない(しかもあまりキレイじゃないですが)公共の水飲み場からは、微炭酸の飲みやすい、とても美味しい水が出てくるのです!



街の中心外れには、水汲み場もあり、夜中には近所や近郊の街の人々が、空のペットボトルを何十本も持参して、水を汲み、それを車に積んで帰途につきます。この水を一杯飲んで、カフェをたしなむと、カフェが一段と美味しく感じます!

お菓子店・リカルディ

街の外れにひっそりと?たたずむ、有名菓子店のA.Riccardi「リッカルディ」。

ここでは、チョコレートやオレンジリキュールベースのクッキーや、いわゆるマドレーヌに似たカルトゥッチョ「Cartuccio」というお菓子が評判です。

レストランよりお菓子屋の数が多いといわれるこの街では、Pasticceria(お菓子屋さん)の競争が非常に激しい、その中でもピカイチといわれ、味にうるさい地元の評価が高い店。
今はクリスマスも近いので、写真のようなプレゼント仕様のセットも売っています。

カルトゥッチョのお菓子


下の写真は、「Biscotto di Castellammare」 〜カステッラマーレのビスケット〜と呼ばれる、 おそらく全国ではこのカステッラマーレでしか作っていないと思われる、長い棒状のビスケットです。

カステッラマーレのビスケット

街中には、このビスケットがショーウィンドーにところ狭しと飾ってあるお菓子屋さんが、多数あります。 

材料は小麦粉、砂糖、水とバターだけですが、甘さ控えめで固め、日本でいう「乾パン」がちょっと甘く、デリケートになった感じといえるかもしれません。

一度食べるとやみつきになる味です。

お店によって、柔らかめに食べやすくしてあったりと、個性を出したりもしています。
1850年代くらいからこの土地で作られ始めたとかで、古い歴史を持つお菓子です。
私は日本におみやげに買って帰ります。日本人好みの味で、友人たちから喜ばれます!

お菓子屋・リカルディの店長

「自分は写真うつりが悪い」といいつつ、商品と一緒に写真に収まった、店主のジャンルカ氏。



最後に、カステッラマーレが誇るもうひとつのものが「カフェ」。
水源に恵まれた、この街の水で作るカフェは最高に美味しい!!

「レストランよりお菓子屋の数が多い」と前述しましたが、バールはさらにその比ではなく、街全体で「400から500はあるんじゃない?」というのが、地元の人々説。

信憑性はわかりませんが、街を歩いていても、ひときわバールの多さが目立ちます。
なのでお菓子屋同様、競争が非常に激しく、一度でも不味い、苦い、薄いカフェを出してしまうと、常連客もすぐ離れてしまうとか。

今日は、街で一番大きいバール「Gran Caffè」で、 ナポリ発Kimboの豆から作ったカフェをいただきました。

グランカフェ

グランカフェのエスプレッソコーヒー

ちょっと通?な体験をしたい方、南イタリア滞在中や、ナポリ・ポンペイ散策などの自由時間に、カステッラマーレへ立ち寄ってみてはいかがですか?


by ナポリ・ソレント情報スタッフ・堀内敬子  horiuchi.jpg



南イタリア旅行はイタリアエクスプレスで!
posted by ソレント情報スタッフ・堀内敬子 at 02:59| Comment(0) | 都市 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月18日

おすすめリゾート拠点街・サレルノ

ナポリ情報スタッフの亀井です。


南イタリアはカンパニア州第2の都市、サレルノ。
ナポリからは電車で約1時間の距離です。

日本では観光地としてはまだあまりなじみのない場所ですが、
実はアマルフィ海岸やポンペイにも非常にアクセスが良く、街自体もナポリよりぐっと落ち着いていて安全で、リゾート地としては穴場的スポットです。

サレルノのパノラマ


サレルノ自体にもビーチと、海沿いのとてもきれいな遊歩道(ルンゴマーレ)があります。
このビーチは街の中心から徒歩5分!ホテルから直接水着のままビーチに行き来できちゃいます。

サレルノ遊歩道

南イタリアの有名観光地・アマルフィやポジターノには直通フェリーが出ていて(夏期のみ)、所要時間はアマルフィまでたったの30分。
もうちょっと費用を節約したいときは直通バス(1時間15分)も出ているので簡単。
ポンペイ遺跡にも、電車で15分で行けます。


もう1つうれしいのが、メジャーな観光地ではないため、物価が安いこと。

お手頃なホテルも多いし、レストランでも新鮮な海の幸のディナーが、アマルフィ海岸などの半分程の価格で食べられます。


街の中心にあるおしゃれなバーレストラン、「In Centro」でランチをしました。

レストラン・イル・チェントロ


この季節にうれしいTagliatelle Gradinate(タリアテッレのグラタン仕立て)がたったの3.5ユーロという驚きのお値段!

タリアテッレ・グラタン仕立て


このおしゃれな雰囲気でこのリーズナブルな価格設定はうれしい。

このお店ではアペリティーボとおつまみをつまんだり、お茶をしながらデザートやジェラートを楽しむなど、気分に合わせていろいろな利用ができます。

美味しいドルチェ

ナイトライフも充実。目抜き通りにはたくさんのレストランに混じってアペリティーボを楽しんだり食後に飲みに行けるバールもずらっと並んでいます。

気候のいい季節には、外のテーブルに座って海からの潮風を感じながらワインやカクテルを楽しむのも格別!

街は徒歩サイズで、とても治安がいいところなので、飲みすぎて夜遅くなっても、女性だけでも全く問題なくホテルまで歩いて帰れます。


サレルノでおすすめのB&Bが、ここSalerno Centro。

ベッド・アンド・ブレックファースト・サレルノチェントロ


その名の通り、街の中心にあってとても便利。昨年春にオープンしたばかりなので、お部屋はとてもきれいでかわいらしいです。共用スペースには、キッチン、ダイニング、リビングルーム、テラスもあり、アパート滞在気分でくつろげます。

http://www.salernocentro.it/


そしてここがサレルノ一おいしいと評判のジェラテリア、「ネットゥーノ」。


おすすめジェラート屋・ネットゥーノ


真夏には連日行列ができるぐらいの人気です。

新鮮なフルーツやミルクを使って手作りしているジェラートは、特大サイズでもぺろっと食べれてしまうおいしさ。


場所は海辺の遊歩道に面した通りを、駅方面から街の中心に向かって10分ほど歩いたあたり。


サレルノの人たちは、陽気で騒がしいナポリの人たちに比べるとちょっとおっとりしていてとても親切。
ナポリの喧騒をちょっと離れて訪れてみると、なんとなくほっとさせてくれる街です。



ちなみに毎年12月は、サレルノの街全体がクリスマス・イルミネーションでデコレーションされてます。
「Il Giardino Incantato 魔法にかけられた庭園」というテーマがついていて、通りごとに違うメルヘンチックなイルミネーションが楽しめます。

クリスマスのイルミネーション


派手ではないけど、なかなか独創的。この時期サレルノを訪れるチャンスがあれば、ぜひ鑑賞してみてください。


by ナポリ情報スタッフ・亀井かおる kamei.jpg



サレルノのお問い合わせはイタリア旅行のイタリアエクスプレス

posted by ナポリ情報スタッフ・亀井かおる at 15:35| Comment(0) | 都市 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月14日

プロチダ島の観光

ナポリ情報スタッフの亀井です。


真冬に季節外れの話題で恐縮ですが、南イタリアは、ナポリ近郊のリゾートアイランドの紹介です。

90年代に日本でも封切られて評判になったイタリア映画「イル・ポスティーノ」という、
とってもほのぼのして感動的な映画がありますが、その映画の舞台になったのが、ここプロチダ島。
ナポリからフェリーで1時間ほどで行けます。
車で30分ほどで一周できるほどの小さな島ですが、夏ともなるとナポリ人たちに大人気のビーチリゾート。
プロチダ島に別荘を借りて、夏休みは数週間ここでバカンスをする人も多いそうです。


カプリ島ほどの知名度はありませんが、景色や海のキレイさはピカ一。カプリに比べると景色も素朴な感じで、落ち着けます。


プロチダ島の街並み

ここの島は火山が多いので、火山灰の黒い砂のビーチが特徴。
一面黒いビーチは不思議な感じですが、白い砂浜と感覚は一緒です。


プロチダのビーチ


美しいプロチダ島の海


映画「イル・ポスティーノ」に登場するバール、メイン広場も見れました。

中心の広場


観光客はカプリ、イスキアなどに比べるとそんなに多くないので、島の人たちも観光ずれしてなくて素朴な雰囲気。

さりげない親切さがうれしいです。



タクシーで島一周めぐりをしました。丘の上から一望する島の景色は絶景です!

パステルカラーの家がひときわ目をひきます。


丘からの眺め


もちろん海に囲まれた島なので、他の街と同じように新鮮な海の幸の食事はピカ一です。


カプリやイスキアなどの世界的観光地も楽しいけど、プロチダ島のような小さな島でゆっくり素朴な休日を楽しむのもたまにはいいものですね。


by ナポリ情報スタッフ・亀井かおる  kamei.jpg




プロチダ島観光のお問い合わせはイタリア旅行のイタリアエクスプレス
posted by ナポリ情報スタッフ・亀井かおる at 23:49| Comment(0) | 都市 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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