2011年04月12日

イタリア文化週間 - 美術館等が無料に!


ナポリ情報スタッフの亀井です。


4月9日〜17日の9日間、イタリア全土で国立の美術館・遺跡などの入場が無料になる「イタリア文化週間 (Settimana della Cultura)」があり、ここカンパニア州では40か所以上の施設が無料になります。
この時期にイタリアを訪れる人は、ラッキーですね!

中でも特に有名な観光場所、おすすめの美術館、博物館、遺跡、観光スポットをあげてみます。

サンテルモ城(Castel Sant’Elmo) - ヴォメロ地区
国立サン・マルティーノ美術館(Certosa e Museo di San Martino) - ヴォメロ地区
サン・ジャコモ修道院(Certosa di San Giacomo) - カプリ島
青の洞窟(Grotta Azzurra) - カプリ島
国立考古学博物館(Museo Archeologico Nazionale) - 地下鉄ムゼオ駅
国立カポディモンテ美術館(Museo di Capodimonte) - カポディモンテ地区
王宮(Palazzo Reale) - プレビシート広場
クーマの遺跡(Parco Archeologico di Cuma) - ポッツォーリ(クーマ)
エルコラーノ遺跡(Scavi di Ercolano) – エルコラーノ
ポンペイ遺跡(Scavi di Pompei) – ポンペイ

下記のサイトでは、カンパニア州の全ての対象施設のリストが見れます(イタリア語のみ)

http://www.napolidavivere.it/2011/04/02/xiii-settimana-della-cultura-per-9-giorni-piu-di-40-musei-e-luoghi-darte-gratis/


イタリア文化週間

また、これとは別に、ナポリでは下記の3か所の施設は2月1日から5月31日まで、
時間限定ですが入場無料になっています。

国立カポディモンテ美術館(Museo di Capodimonte) - カポディモンテ地区
サンテルモ城(Castel Sant’Elmo) - ヴォメロ地区
国立サン・マルティーノ美術館(Certosa e Museo di San Martino) - ヴォメロ地区

時間は8:30 – 10:00、そして16:00-19:30です。

詳細は下記サイトにて(イタリア語のみ)

http://www.napolidavivere.it/2011/02/01/musei-gratis-a-napoli-da-febbraio-a-maggio/


by ナポリ情報スタッフ 亀井  kamei.jpg
posted by ナポリ情報スタッフ・亀井かおる at 10:00| Comment(0) | 文化・芸術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月28日

ローマ文明博物館を歩く!



ローマ情報スタッフの星野です。

現在ローマは暖かいです。ようやく春が来たようです。

ただし風はまだまだ冷たいので、朝晩の冷え込みもすごいので、防寒はお忘れずに。


さて、ローマには多数の美術館があります。

その多数の美術館の中には古代ローマ遺跡から発掘された物だけを展示する美術館があります。

今回ご紹介するのは、ローマによるローマのためのローマの美術館です。

ローマ文明博物館(MUSEO DELLA CIVILTA’ ROMANA ムゼオ・デッラ・チヴィルタ・ロマーナ)と言い、場所は中心街から少し離れてますが、地下鉄B線でエウル フェルミ(EUR FERMI)で降り、そこから歩くこと約10分。


外観は他のエウルにある建物同様、とても現代的です。


ローマ文明博物館外観


この美術館には他にプラネタリウムと天文美術館が入っていて(それぞれ別に料金は掛かります)、それはそれは大きいです。


私が今回見たのは古代ローマの始まりから終わりまでを紹介している、まさに古代ローマファンには楽しめる美術館です。

特に歴史に興味がないと言う人でも、当時の技術がいかに優れていたか、そして世界中に現在も残っている古代ローマの遺跡を縮図した模型などもあり、とても楽しめます。

切符を買って入るとまず、ローマを作った伝説の双子の時代の部屋に。


下の写真は紀元前753年頃にパラティーノの丘にあった当時の家の縮図模型。


ローマ時代の家の模型


紀元前753年に使用されていた生活用品。(すべてオリジナル)

ローマ時代の生活用品


ローマ建国時にエトルリア人(現在のトスカーナ地方に住んでいた先住民)との戦争の模様を描いた壁画。

壁画を見ても解る様に当時の服装は無いに等しい格好ですね。

ローマ時代の壁画


そして建国最初の7人の王様たちの部屋へと続き、ローマ共和国時代の部屋へと。
紀元前753年〜紀元前509年(王政ローマ)、紀元前509年〜紀元前27年(共和国ローマ)

ローマ共和国時代


そして、ユリウス・カエサル(ジュリアス・シーザー)の部屋へ。
紀元前100年〜紀元前44年


シーザーの彫刻


この部屋は彼が考えた武器などが縮図模型で展示されてます。


シーザー発案の武器
  
そして、シーザーの甥っ子で養子にもなった最初のローマ帝国の皇帝アウグストゥス帝の部屋へ。
紀元前27年〜紀元14年

アウグストゥスの部屋


この部屋で興味深かったのが、皇帝が建てたマルケルス劇場(テアトロ・マルチェッロ)の全体縮図模型。

コロッセオのお手本とも言われていたので、コロッセオ同様円形を想像していましたが、当時の形はまさに劇場でした。

現在残っている場所はどうやら後ろのカーブになっている部分みたいです(下左の写真参照)。
  

マルチェッロ劇場の模型


コロッセオ


そして、他の皇帝達の部屋が続きます。

紀元14年〜紀元68年


ローマ皇帝の部屋


コロッセオの縮図模型。

下右側の写真はコロッセオの地下の部分にあった猛獣や奴隷を収めた檻や、手動のエレベーター等の様子の縮図模型。


コロッセオの模型


コロッセオのエレベーター
 
ナヴォーナ広場の縮図模型。


ナヴォーナ広場の模型


ローマで開かれたオリンピックはここで開催されたそうです。



次々と続く皇帝達の部屋を後にして行くと、4世紀頃にコンスタンティヌス帝によって許可されたキリスト教の部屋に出ます。

下の写真は聖母マリアを描いた最も古い壁画。


最古のマリア様の壁画

この部屋を抜けると一番最初の部屋に出ます。


はぁ〜やっと終わったと思い、帰る前にトイレに行こうと思い行ってみたら、なんと切符売り場の裏側にまだ展示部屋があるじゃありませんか!!


最初に時間を掛け過ぎて、この時点で12時!!(閉館時間は14時)おまけに足は痛い!!
でもせっかく来たし、お金も払ったので見ました。

この部屋は年代別の食器、生活用品、お金等がありました。

食器も土器から始まり、銅器、銀器、ガラス製品まで、お金も銅製から銀、金へと多数の種類があり大変興味深かったです。

そして圧巻だったのが、トライアヌス帝の戦勝記念に作られた記念柱に彫られた浮き彫りを一つ一つ型取りしたレリーフ。

じっくり見てみたかったのですが、全部で200メートル、時間も無いと言うことで早足で去りました。


トライアヌス帝記念柱のレリール


そして、医学・薬学と証した部屋へ。


医学室

紀元1世紀頃の医療器具。(全て銅製)

メスやはさみ、カテーテルも。さらに驚いたのは女性の膣を調べるための器具も。

 
ローマ時代の医療用具


ローマ時代のメスなど


そして、プライベート図書館を再現した部屋へ。


皇帝のプライベート図書館


この部屋で驚いたのは、紀元1世紀に眼の見えない人のための本があったこと。(下写真参照)


ローマ時代の点字書物


そして、ローマ全盛期時代のローマの街(現在の中心街)を縮図模型で復元。


古代ローマの街縮図模型


最後に出口の手前の部屋は貴族の館の縮図模型、さらには皇帝の宮殿にあった今で言う床下暖房の仕組みを縮図模型で復元。(下写真参照)

ローマ皇帝宮殿の床下暖房


じっくり見ると1日中掛かりますが、残念ながら開館時間は火曜から土曜までは9時から14時まで、日曜は13時30分まで(切符販売は閉館時間の1時間前まで)。

時間があればまたじっくり見てみたい場所です。


興味のある方はぜひ、歩きやすい靴で見に行ってみてください!!

ローマ情報スタッフ・星野亜矢子  hoshino.jpg



ローマ旅行のお問い合わせはイタリアエクスプレス


posted by ローマ情報スタッフ・星野亜矢子 at 23:00| Comment(0) | 文化・芸術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月22日

21世紀のモーツァルト


ミラノ情報スタッフの堀越です


みなさんこんにちは。


音楽というのは音楽療法というのもあるくらいで、人の心に安らぎをもたらしてくれるものだと思います。

彼はまさに、心を癒してくれる最高のピアニストです。

今日は21世紀のモーツァルトとも言われる天才イタリア人ピアニスト、Giovanni Allevi (ジョバンニ・アレヴィ)をご紹介したいと思います。


1969年4月9日、イタリア生まれ。

イタリアで彼を知らない人はいないといっても過言ではありません!
ピアニストであり作曲家でもある彼は、ヨーロッパのクラシック伝統に新しいポップス、コンテンポラリーの要素を取り入れたクラシック音楽を奏でます。


ジョヴァンニ・アレヴィ


ミラノ音楽院卒業。と同時に哲学も最優秀の成績を修めるという音楽家でありながら哲学者。

1993年には初ピアノソロアルバム“13 fingers”を、2004年には世界ツアーを行い、かの有名なニューヨークのブルーノートでは、チケット即完売という大盛況。

2010年には日本での音楽活動を開始。大好評を博しています。
彼にまつわる逸話は数多く、

ピアノを持たないピアニスト(本当に自宅にはピアノがないんです!)
作曲は作曲ではない。(彼にとって作曲活動は作曲ではなく魔女がフレーズのピースを運んできて彼はそれをつなぎ合わせ音楽にする)、
彼にはフォーマル服は存在しない(どんなに格式ばった会場でも常にジーパン、Tシャツ、スニーカー)

などなど。

また村上春樹の小説としゃぶしゃぶをこよなく愛し、さらに17歳の時に初めて作曲した楽曲のタイトルは『JAPAN』と、親日家の顔をもつアレヴィ。
以前来日した際、東京駅のコンコース内で曲のイメージが湧き上がり、『TOKYO STATION』という新曲を完成させたという魅力いっぱいの彼です。

ただいま、2010年に発売されたニューアルバム“Alien”の世界ツアーを実施中。


ジョヴァンニ・アレヴィのコンサート


3月21日ベローナ フィラルモニコ劇場での公演に行ってきました。


ジョヴァンニ・アレヴィのコンサートが行われたヴェローナ劇場

繊細でかつ大胆。透明感にあふれ、叙情的で、彼の指から出てくるメロディは限りなく優しい。ピアニッシモの天才。こんなピアニッシモが演奏できるピアニストは今までに見たことがありません。


舞台に出てくるときは半分照れ隠しなのか、両手を翼のように広げて袖から飛び出てきて、照れくさそうにお辞儀をするのが彼のスタイル。昨日もまさにそのとおりでした。


演奏しだすと、一つ一つの音が心にじゅわーっとしみこんできます。まるで砂漠の中のオアシスのような感覚です。

目を瞑って聞くとそこには水の戯れが見えてきます。(Giochi d’acqua)、聞いているだけで、エネルギーが伝わってきます。大胆に表現された喜びと幸せ。(Joli)などなど、どの曲もお勧めです。


うれしいことに日本公演も決まっています。

6月6日 浜離宮朝日ホール
6月2日 サンケイホールブリーゼ
6月4日 福岡銀行本店大ホール

公式日本サイト http://www.allevi.jp/


イタリアの若き巨匠 21世紀のモーツァルトを皆さんの目で、耳で確かめてみませんか?

by ミラノ情報スタッフ・堀越千鶴  horikoshi.jpg



イタリア旅行のお問い合わせはイタリア専門旅行会社のイタリアエクスプレス

posted by ミラノ情報スタッフ・堀越千鶴 at 20:00| Comment(0) | 文化・芸術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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