2011年05月30日

モンテマルティーニ美術館を歩く


ローマ情報スタッフの星野です。


日本では梅雨に入ったようですが、ここローマでは毎日快晴が続き、熱い熱い夏が来た!!
と、言った感じでしょうか。
朝晩もすっかり夏なので、半袖でちょこっと肌寒いと言ったところです。

さて少し前になるのですが、先日5月14日にLA NOTTE AL MUSEO(夜の美術館へ)と題してヨーロッパ中で有名な美術館が午後8時から午前2時まで無料で開放されました。

ローマは今年初めて参加するイベントでしたが、カピトリーニ美術館等が開放され、さらにトライアヌス帝の市場ではコンサートも開かれました。

もちろん私も参加してきました!!

ただ夜あまりにも遅いので、美術館を見た後の家に帰る気力を考えて、近所の美術館に行ってきました。

美術館の名前はモンテマルティーニ美術館(MUSEI CAPITOLINI CENTRALE MONTEMARTINI)。


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この美術館はカピトリーニ美術館の姉妹館で、発電所の跡地を利用して美術館にしてしまいました。

場所は地下鉄B線のピラミデ駅を降りて真っ直ぐサンパオロ教会の方へオスティエンセ通りを散歩がてら歩くか、ピラミデの次の駅ガルバテッラ駅で下車。


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美術館の外観。

1912年に建てられたローマ初の公共発電所にはとても見えない外観ですね。


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中は古代ローマ時代の彫刻が展示されています。


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モザイクもありました。当時の魚の形も今とあまりかわりませんねぇ〜!!


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古代ローマ時代の棺。誰が入っていたんでしょうか・・・・。


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発電所の跡地らしく工具も展示されてました。

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見るからに発電所。



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数千馬力の巨大なディーゼル発電の隙間にある古代の彫刻たち。少し不思議な光景です。

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上から見た館内。深夜にも関わらず、たくさんの人。
それもそのはず、この後ここでもジャズコンサートが開かれたみたいです。

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巨大なモザイク画。


美術館的にはわりと小さめの美術館ですが、じっくり見ていると意外と見終わった後は疲れてます。

月曜休館で9時から19時まで開いてますので、興味のある方は立ち寄ってみて下さい。


by ローマ情報スタッフ 星野亜矢子  hoshino.jpg



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2011年05月09日

ブラスキ宮殿


ローマ情報スタッフの星野です。


最近のローマは毎日晴れが続いて良い天気でしたが、風が強い!!

おまけに今年は花粉が飛ぶのが長引いて、7月ごろまで花粉が飛び回ってるらしいです!!!
花粉症の私としては、非常に困ってます・・・・。


さて、先日5月1日はメーデーの日(労働者の日)で、祝日でした。

しかし今年は日曜と重なってしまったため、あまり意味は無かったですが・・・。
(イタリアには日本の様な振替休日はありません)

毎年5月1日は美術館が1ユーロになります。

今年も頑張って行ってきました。


美術館はナヴォーナ広場に面している建物で、ブラスキ宮殿(PALAZZO BRASCHI)と言います。


ブラスキ宮殿外観


この宮殿は元々貴族の建物でしたので、当時の貴族の宮殿を見てみたいと言う人にもおすすめです。


ブラスキ宮殿入り口

この写真はナヴォーナ広場へと通じる入り口です。



階段ホールのキリスト像

階段ホールの所にある像、キリストが洗礼を受けている時のです。



ブラスキ宮殿の豪華な内装

階段がとにかく豪華でした、私的に1番の見所と思います。


この美術館に飾られている物はほとんどが中世のもので17〜19世紀頃に描かれた当時の貴族の肖像画や、当時のローマの風景です。


肖像画

ローマの風景画

当時のローマの風景画


中でも見所なのが、19世紀後半頃に活躍した、ローマ生まれのイタリア人画家エットーレ・ロースラー・フランツの代表作「失われたローマ」です。

この作品は120点からなり、当時のローマの風景画や庶民の生活を描いたものです。


失われたローマの連作


絵画により分かる当時の生活


興味のある方は是非お立ち寄りを!


by ローマ情報スタッフ 星野亜矢子  hoshino.jpg



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2011年04月23日

ナポリ国立考古学博物館



こんにちは。ナポリ情報スタッフの亀井です。


先週まで、イタリア全土で美術館等が入場無料の、「文化週間(Settimana della Cultura)」でした。

これを利用して、ナポリで一番重要な博物館といえる、国立考古学博物館(Museo Archeologico Nazionale)へ行ってきました。


ここはポンペイ・エルコラーノ遺跡から発掘された貴重な美術品等が一堂に集められていて世界的に有名ですが、数年前にこの博物館に行ったときは、ポンペイなどにも不勉強で、せっかくの貴重な彫刻や絵画を目の前にしても、チンプンカンプンで豚に真珠状態でした(恥)。

ナポリに住むようになって、ポンペイにも何度か行って少しだけ勉強して、ようやく少しだけわかってきて、もう一度じっくり貴重な2千年前の美術品を見にいってみたいな、と再チャレンジです。

考古学博物館の全景。

薄ピンクでひときわ目立つ巨大な建物です。場所もナポリの中心地にあり、スパッカ・ナポリからも徒歩圏なのでとても便利。
地下鉄1線のムゼオ駅か、地下鉄2線のカヴール駅からもすぐ近くです。


ナポリ国立考古学博物館の正面外観

文化週間用のチケット。「Free Entrance(入場無料)」の文字がうれしい。


無料入場券


まずはファルネーゼ・コレクションのある1階から見学開始。

ギリシア・ローマ時代の貴重な大理石彫刻が、何部屋にもわたってこれでもかというぐらい並んでいます。
無料週間ということでかなりの混雑を予想したのですが、平日の午前中だったせいか、混み過ぎて見ずらいこともなく、有名な彫刻もじっくり鑑賞できました。

ファルネーゼ・コレクション


ファルネーゼの彫刻


有名な彫刻品


次にいよいよポンペイ・エルコラーノ、そしてヴェスービオ火山地域付近の発掘品を展示している中2階。

ポンペイではお金持ちの豪邸では各部屋に豪華なモザイク画を飾って富を顕示していました。

現在ポンペイ遺跡に行ってみると、天井なども壁の一部もなくなっており、実際のモザイク画も外されているので、内部の様子を想像してみるしかないわけですが、現地に行ってみた後で実際その場所にあったモザイクの本物をここで目の前にすると、ここまで色鮮やかに、完全な形で2千年前の芸術品が残っていることにただただ驚きです。

ポンペイの邸宅にあった柱と壁の装飾


ポンペイ遺跡〜出土された装飾


壁に飾られていたモザイク画の一部

ポンペイ遺跡のモザイク


ポンペイの邸宅にあったモザイク画


有名な、ダリウスとアレキサンダー大王の戦い。

ポンペイのフレスコ画


博物館の建物自体も豪華です。課外学習の小学生もたくさん。

考古学博物館の内部


次に、ヴェスービオ絵画を展示している2階。

ポンペイ、エルコラーノにあったフレスコ画が数多く展示してありますが、色合い、構図、描写の細かさや美しさといい、2千年前に描かれたものとはほんとうに信じられないぐらい見事な作品ばかりです。

フレスコ画・ポンペイの赤

ポンペイ・エルコラーノのフレスコ画

鮮やかな色彩

保存状態のよいフレスコ画


絵画以外にも食器類、置き物類、手術用具類などが大量に展示してあり、当時の文明の高さに今さらながらため息です。



by ナポリ情報スタッフ 亀井かおる  kamei.jpg



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posted by ナポリ情報スタッフ・亀井かおる at 18:00| Comment(0) | 文化・芸術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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