2014年10月09日

イタリアのピッツァが危ない?

こんにちは。イタリア情報スタッフの吉永です。

昨日は少々ショッキングな内容のテレビ番組を見てしまいました。

ナポリをはじめイタリア各地で作られそして食されているイタリアの名物料理であるピッツア。
それが健康上とっても危険!というのです。

イタリア国営テレビRAIの REPORT というテレビ番組。
この番組は一般のメディアで語られないようなスキャンダルを報道したり、政治・環境・経済問題を鋭く突く報道番組。
今回の特集がその「ピッツァ」でした。

ピッツァといえば、安く、美味しく、そして小麦粉・トマト・モッツァレッラチーズ・オリーブオイルという
シンプルな食材で作られる健康にもよい一品としてイタリア家庭でも、もちろん外国人にも親しまれています。

ただ、それは質のよい食材で、正しい調理法を行ったときであるのです。

実際は、、、、大抵の窯焼きピッツァを作るピッツェリアでは、窯もあまり掃除しないため、
ピッツァから落ちた小麦粉が窯の中で炭化し、次のピッツァの裏側にこびりつく。

裏に焦げがこびりつくピッツァ

さらに400度以上の窯の中では黒い煙が立ち込めそれもピッツァが吸い込む。

その灰と煙を吸い込んだピッツァがまさに発がん性のある料理に変身してしまう訳というのです。

ショックなのは、本場のピッツェリア、美味しいと言われるナポリで老舗の M店もT店もG店も、窯の状態は落第点で、焦げ焦げ黒煙ピッツァを振舞っている事。

完全に焦げてるピッツァ確かに時々、「これって焦げすぎじゃない??」って思うときあります。

私も食品には気を遣う派なので、そんな時は焦げを剥がして残してましたが、黒煙も吸っていたのか。。。
ほら、窯の中が黒い煙で充満してますよ。

ピッツァの釜土


焼き方だけでにとどまらず、コスト削減のため、食材もかなり悪いものを使っているお店が多いよう。
小麦粉は、食品を扱う業者なら体に悪いことは知っていても、使用するのは超精製小麦粉。(farina 00と呼ばれます)健康よりピッツァの仕上がり第一ということですね。。。

本来オリーブオイルを使うべきのピッツァもほとんどのピッツェリアは安価なヒマワリ油を使用、
トマトソースも中国産の濃縮ソース、、、、という始末。


南イタリアで有名な、甘くてフルーティーなサンマルツァーノ種のトマトでつくられたトマトソースは、
高価なため、全くイタリアでは需要がないそうです。

サンマルツァーノ産のトマト

皮肉なことに65%は日本に輸出されているとのこと。

と、ピッツェリアでピッツァを食べるのがなんか嫌になってしまったのですが、もちろん全部が全部悪質ピッツェリアではありません。

番組では、きちんと窯を掃除するお店。灰がでないように小麦粉を払い落としてから投入するお店。
全粒粉や高品質な食材を利用するこだわりピッツェリアなどの紹介もあり、ホッ。としました。

イタリア旅行を促進する情報を提供したいこのブログですが、やはりこういった面もイタリア文化の一面。

どうしてもこの国の人々は長い目で将来を計画することなく、自分の目先の利益だけしか見ないことが多い。
その一面が、ピッツァ販売にも表れてきてしまっているのですね。
いつか、がつんとツケが回ってこないうちに、イタリアの誇りであるピッツァを守って欲しいものです!

イタリア情報スタッフ
吉永

イタリア旅行をお届けするイタリアエクスプレスでも
雑誌で取り上げられる有名店だけでなく、本当に美味しいそして真面目なお店をご案内します!


posted by イタリアエクスプレス情報スタッフ at 18:39| Comment(0) | グルメ・料理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月17日

ナポリの揚げピッツァならここがおすすめ!


ナポリ・ソレント情報スタッフの堀内です。


ナポリもすっかり春の装い、お散歩が楽しい時期となってきました。

ナポリと言えば、「ピザの本場」として世界的に有名ですね。

ピザ大好きなイタリア人(特にナポリ人)は、老若男女かかわらず、必ずと言っていいほど、お気に入りやこだわりのピザ屋〜ピッツェリア〜があります。

ピザにもいろいろな種類があり、マルゲリータで知られるスタンダードなピザ、ピザを半分に折ったカルツォーネは知られていますが、意外に日本人に馴染みがないのが、ピッツァ・フリッタ〜Pizza Fritta〜揚げピザかもしれません。

この揚げピザ、ふわふわに揚げた大きなピザの中に、いろんな具が入っているものですが、食べ慣れるとかなりやみつきになる人も!

今日はナポリ中心地区にあるおすすめの揚げピザ店の紹介をします!


こちらは周辺の雰囲気です。

揚げピッツァ店の周辺


ナポリの揚げピッツァ店


お店の名前はD'E' FIGLIOLE〜デ・フィリョーレ〜、「娘たち」という意味で、初代オーナーに4人娘がいたことからついたとか。
歴史あるピザ店で、地元民はもちろん、フードライターの評価もいたって高い店。

映画のロケにも使われたことのある、ナポリで一番有名なピザ店「Da Michele」からは歩いて5分のところ。
向かいにある「Trianon da Ciro」というピザ店や劇場のある通りのなだらかな坂をまっすぐ上っていき、左手に入ってすぐのところ。迷った場合は、周囲の人に聞けば皆が知っている地区の有名店。


下はお店の看板です

揚げピッツァ店の看板


お店の外観です。

デ・フィリョーレの外観



お世辞にもおしゃれとはいえない、'60年代の薫り漂う店内。この日は12時と早めに到着したので、比較的すいていましたが、13時を過ぎると行列が出来るときも。


ナポリ揚げピッツエリアの店内


ここでは普通のピザも焼いているようですが、お客さんの90パーセント以上が揚げピザを注文

さて肝心のメニューですが、
Completo:中味はリコッタチーズ、チコリ(豚肉のラードを、煮て脂肪分を抜いたもの)、胡椒、モッツァレッラ、サラミ、トマト

Chicchinese:舌がもつれそうな名前ですが、イタリア特有の緑野菜スカローラ、チコリ、胡椒、モッツァレッラ、サラミ、トマト、オリーブ、アンチョビが入ったもの

Scarole:スカローラ、オリーブ、アンチョビが入ったシンプルなもの

Salsiccia e Friarielli:ナポリ風ソーセージと、ほうれん草に似た野菜フリアリエッリ入り

お好みの具を追加、または逆に、「トマトは抜き」、「チコリは抜き」というように、具を抜いてもらうことも可能。


そしてこちらが揚げたてのピザ、直径は30センチ近く!

大きな揚げピッツァ

イタリアを旅行した人の多くが、本場のピザの大きさにびっくりしたことでしょう。

でもフォークを入れると、中がふわふわなので思ったよりボリュームがないのがわかります。

ふわふわな感触のピッツァ

こちらがSalsciccia e Friarelliの中味


ソーセージと野菜のピッツァ

そしてChicchineseの中味

キッキネーゼ


揚げているの?と思われるほど軽い味わいで、よく食べる男の人には、逆に物足りないくらいかもしれません。
イタリア産のビール、「Peroni」がよく合います。

お値段は、揚げピザは5ユーロ、飲み物はビール、500mlのお水、各1ユーロ、+店内で食べると10パーセントのテーブルチャージがかかります。


歴史街の近くということもあり、中心街で観光したあと、お昼をピザで!というときにおすすめです。

'D'E' FIGLIOLE'
Via Giudecca Vecchia, 39, Napoli, Italia
081 286721
営業時間
月曜から金曜:10時30分〜21時
土曜:10時30分〜24時
日曜定休


by ナポリ・ソレント情報スタッフ 堀内敬子   horiuchi.jpg



ナポリ旅行はイタリアエクスプレスで!
posted by ソレント情報スタッフ・堀内敬子 at 23:50| Comment(0) | グルメ・料理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月28日

ミラノのバール・カンパリーノ 伝説のスポットが今よみがえる!


ミラノ情報スタッフの堀越です。

“ズッカ バー”が16年の歳月を経てビットリオ・エマヌエレのアーケードに “カンパリーノ”としてミラノに戻ってきました。

ドゥオーモ広場からアーケードに入る入り口にあるバールです。


ミラノの老舗バール・カンパリーノの外観


このバール“カンパリーノ”は作曲家 ジュゼッペ・ヴェルディ、指揮者 トスカニーニも通ったという伝統ある老舗バール。

ここのコーヒーはミラノで一番と評判だったそうです。

カンパリーノは、ほぼアーケードが完成したと同時期、1867年9月15日にカンパリを世に送り出したガスパレ・カンパリ氏がオープンしました。
ちなみにビットリオ・エマヌエレのアーケードは1867年11月17日に完成しています。

当時の風景

カンパリーノバールの当時の様子


カンパリーノバールの当時の内装


1960年代にはプーリアの仕立て屋だったグイエルモ・ミアーニ氏の所有となり“ズッカ”となりますが、当時画家、作家、政治家、音楽家などのたまり場になったそのままの雰囲気を壊さず、保ち続けました。
そしてその雰囲気は今日まで大切に受け継がれてきました。


ミラノのバール・ズッカ



特徴のあるカウンターはエウジェニオ・クアルティの作品。1900年代の有名な家具職人でした。


ズッカのカウンター


その当時からアペリティフ(食前酒)というのは粋な習慣でした。

今回のオープニングには当初はミラノ市長も参加する予定だったとか。。。


カンパリーノの再オープンは、このブランドを人々の生活に浸透させ、2015年の万博も見据えてドゥオーモ広場をだたのショッピングモールとしてではなく、ミラノの顔として紹介できるように、バールが人々の交流の場となるようにという思いで、オープンに至ったそうです。



この歴史あるバール、皆さん是非一度足を運んでみてください。


by ミラノ情報スタッフ・堀越千鶴  horikoshi.jpg



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posted by ミラノ情報スタッフ・堀越千鶴 at 10:00| Comment(0) | グルメ・料理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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