2014年10月12日

ジェノヴァでまた洪水!

こんにちは。ジェノヴァ情報スタッフの黒木です。

2014年10月10日の未明に、ジェノヴァでまた洪水が起こりました。

一週間続いた雨が、9日は少し落ち着いてほっとしたのも束の間、21時頃からそれこそ
「バケツをひっくり返したような」激しい雨が始まり、ふつう土砂降りの雨というのは、
10分くらいで一段落するのが普通なのに、全く弱まる気配がないのです。
どこからこんなたくさんの水が落ちてくるのか。と思うほど。

洪水が心配だ。。。

冒頭で、「また」と書いたのは、ジェノヴァは秋に大雨があると頻繁に街の中心を流れるビサーニョ川が氾濫するのです。
自宅は幸いにも高台にあるので、洪水被害に遭うことはないのですが、
低い地区の事を心配しながら、床につきました。

翌朝ニュースを見ると、
ニュース速報で、「ジェノヴァで洪水」を聞きその事実を知りました。

ジェノヴァ洪水被害

車も浸水

残念ながら死亡者も出てしまい、大参事となってしまいました。

馴染みの美味しいピッツェリアさんも。。。

ジェノヴァの洪水の様子

一日経って今日は雨も止んだので、被害が出た駅付近へ行ってみました。

家の中に入り込んだ泥を掻き出す作業をするたくさんの人がいて、
通り沿いは使い物にならなくなった家具、電化製品がたくさん捨てられ初めていました。

自分の街、馴染みの通りだけに、涙が出てきてしまいます。

救われるのは、たくさんの若い学生が、シャベルを持って手伝ってくれている事。

片づけ作業をするボランティアの人々

ほとんど1-3年置きに起こるジェノヴァの洪水は、理由があるのです。
このあたりのリグーリア地方は、海岸線からすぐに山になるため、平地がとても少ないのです。
その昔、その斜面にもこのように木を切ってマンションをたくさん立てたものだから、

斜面に密集する建物

雨が降ると、水は地面にしみこむことなく、川のように流れて狭い平地に集まる。
そして、その平地にある川が氾濫する。という訳なのです。

今更マンションを取り壊して、自然を取り戻すことはできないにしても、
川の氾濫を防ぐためにすることはあるはず。
調べてみると、大がかりな川の整備工事は、3年前からストップしたままという。

こんな状況で、毎回住民が被害に遭うのも納得いかないはず。
市民が怒るのも当たり前です。 

ジェノヴァ情報スタッフ 黒木優子


イタリア旅行はイタリアエクスプレスで。

posted by イタリアエクスプレス情報スタッフ at 23:12| Comment(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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