2011年07月28日

やみつきになるカタクチイワシのコラトゥーラ



ナポリ・ソレント情報スタッフの堀内です。



アマルフィ海岸のお土産というと、食後酒のリモンチェッロ、地中海的な色合いが美しいセラミックが有名ですが、実はアマルフィ近辺でしか手に入らないおみやげがあるのです。


チェターラ名物・コラトゥーラ


その名は「コラトゥーラ」(colatura)。



アマルフィより海岸線を南に数キロ下ったところにある、人口2500人も満たない小さな漁村、チェターラでのみ製造されているパスタソースです。


日本でいう「魚醤」や「しょっつる」、タイで言う「ナンプラー」のような存在、と言えばわかりやすいかもしれません。「しょっつる」より地中海っぽく??、ナンプラーよりはクセがない味がします。


チェターラ



素朴なチェターラの村



コラトゥーラの歴史は古く、古代ローマのポンペイの街でもよく食卓にあがっていた魚醤、「ガルム」がもとになっていると言われています。これが、中世の時代、アマルフィ海岸線に住み着いていた、修道僧がレシピを改良して作った、などなど、説はいくつか語られています。



春から夏にかけ、カタクチイワシの頭と内臓をとって、塩漬けにし、5・6か月熟成。そのエキスからできているコラトゥーラは、この地方の伝統的な食品として、イタリアの農業省からも認定を受けています。



さて、パスタソースの役割を果たすコラトゥーラの美味しい食べ方とは?


コラトゥーラの瓶


このようにいろいろな形の瓶に入って売っています。パスタ3・4人分くらいの小さい瓶は、お土産物店で3.5ユーロから4ユーロ、一番大きな瓶で12ユーロほどです。


コラトゥーラのパスタ


ここではパスタ2人分、約200グラムをゆでます。コラトゥーラは非常に塩味がきついのでゆでる際、塩は入れないでください。スパゲッティやリングイネなどの長いパスタがベストです。


コラトゥーラのソース


大きなボールに、コラトゥーラをスプーン大さじ3倍分ほど。好みにより、調節します。

それに刻んだニンニクを加えます。


コラトゥーラ・パスタの作り方


コラトゥーラと同じ量、または少なめのエキストラヴァージン・オリーブオイルを加えます。


ソースにはレモンを


これらをよく混ぜて、基本のソースのできあがりですが、私個人はレモン汁を絞って混ぜるのが好きです。コラトゥーラの塩辛さが少しマイルドになり、さっぱりします。レモン以外にも、お好みでイタリアンパセリや、ペペロンチーノを入れても美味しいですよ。


コラトゥーラパスタの作り方


ゆでたパスタをソースに和えます。この時パスタのゆで汁をスプーン1,2杯ほど加えると、パスタとソースが絡みやすくなります。


アマルフィ海岸名物コラトゥーラパスタの出来上がり


夏はトマトとバジリコが美味しい季節!サラダと一緒に。お腹にもたれない組み合わせです。



パスタソース以外でも、和食の煮物の隠し味などにも使えます。ただ本当に塩辛いので塩分取りすぎには注意しなくてはなりません。



アマルフィのお土産のひとつに加えてみてはいかがでしょうか。



ナポリ・ソレント情報スタッフ堀内敬子  horiuchi.jpg



お問い合わせはアマルフィ海岸に詳しいイタリアエクスプレスへ!


posted by ソレント情報スタッフ・堀内敬子 at 10:00| Comment(0) | グルメ・料理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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