2011年06月27日

意外な組み合わせ!ソレントのトラットリアより究極のピアット


ナポリ・ソレント情報スタッフ堀内です。


前回のブログで、有名レストランが集ったチャリティーイベントを紹介しましたが、
今回はそれと対照的な、アットホームなトラットリアとその究極のピアットを紹介したいと思います。


ヴェスヴィオ周遊鉄道のソレント線、終点より4駅手前の無人駅セイアーノ(Seiano)。
ここから5分ちょっと歩いたところに古びたトラットリア、ナヴェ・ディ・セイアーノ(Trattoria Nave di Seiano)があります。



おすすめトラットリア



作りがとにかく古い!観光地のレストランのように、「垢抜けた」、「お洒落な」という形容はまったくあてはまりません。


近くのホテルに滞在する観光目的の人々が、食事をしているのをたまに見かけますが、客層は地元の常連客が中心、場所が少し奥まっているせいか、60席ほどある店内が埋まることは、週末でもほとんどありません。



地元客中心です


・・・と書いてしまうと、「なぜそんな店を紹介するのか!?」と思われてしまうかもしれませんが、このトラットリアには、私とその周囲の人々が、「これは最高!」と絶賛する究極の一品(?)があるのです。



南イタリア名物料理



それがこちらパスタ・エ・ファジョーリ・コン・コッツェ(Pasa e fagioli con cozze)。

南イタリアではレストランでも時々見かけるメニューです。

日本語に訳すと、「パスタと豆に、ムール貝を合わせたもの」です。

日本ではお豆は甘く煮て食べるもの、そしてムール貝を食べる習慣があまりないことから、「不思議な組み合わせだな」と思ったのが最初でした。

実際、パスタとお豆の組み合わせがかなりお腹が膨れますが、これが食べなれると非常にはまるのです。



パスタは、細かくいろいろな形をしたPasta Mistaが理想。
お豆は白いものも使いますが、写真のように赤い豆がより美味いということです。

これらをテラコッタの容器に入れて煮込みます。

ムール貝たっぷり、トマトベースのバスタソースにずっぽり浸かって味が染み込んでます。

このパスタソースが、まろやかでコクがあり、トマトの酸っぱさをいい意味で感じさせません。これがこの一品の美味しさの秘訣らしいですが、ソースのレシピはもちろん秘密とか。

辛いのが好きな人には、ペペロンチーノをかけて食べるのもおすすめです。

仕上げにはイタリアンパセリをのせて。



美味しいフォカッチャ



焼き立てフォッカッチャも美味しい!



発砲赤ワイン


この近くのグラニャーノ(Gragnano_)市で作られる微炭酸の赤ワインが良く合います。



前菜の盛り合わせ



前菜のもりあわせもあります。



おすすめの乾燥タラ


それともう一品。トラットリア自慢の一品がストッコ(Stocco)。

乾燥タラを3日以上つけて、こちらもオリジナルのトマトソースを和えたもの。

ケーパーとオリーブがふんだんに入っています。
さっぱりめが好きな人には、オリーブオイル、レモン、塩をかけただけの「ビアンコ」もオーダー可能です。



たかが乾燥タラ、されど乾燥タラ!
ここのタラはボリュームたっぷりな上、タラ自体にしっかり味があり、食感がとても良いです。



その他にもスパゲッティ・アッレ・ヴォンゴレや、オーブンで焼いたパスタ・アル・フォルノ、カタクチイワシの酢漬けや野菜の前菜など、メニューはそれなりに豊富ですが、ついついこの究極の一品を毎回頼んでしまいます。



パスタ・エ・ファジョーリ・コン・コッツェは量が多いので、他の物も一緒に食べたい、という方にはパスタをハーフポーションで頼むことも可能です。



トラットリア・オーナー



オーナーのジュゼッペ・ヴェルデさん。地元ではドン・ペッペと呼ばれています。彼のお父様の代から続くトラットリアを、奥様とともに守り続けています。



トラットリア外観



ナーヴェとは船のこと。1930年代にヨーロッパとアメリカ間を航海していた商業船、レックス(Rex)の古い模型を飾ってあることから、トラットリアの名前となりました。


Antica Osteria Pizzeria la Nave di Verde Giuseppe
Add : Via piazza Seiano, 30 Vico Equense (NA)
Tel: 39+0818028474


ソレントまでいらっしゃる皆さん、少しディープなこのトラットリアに足をのばしてみませんか?



ナポリ・ソレント スタッフ堀内敬子  horiuchi.jpg


南イタリアはイタリアエクスプレスで!

posted by ソレント情報スタッフ・堀内敬子 at 10:00| Comment(0) | レストラン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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