2010年12月23日

イタリアに寒波到来!


パヴィア情報スタッフのカワセミです。


どうしたのだろう?いつもの何か違う。
いつもと同じ時間に目覚めたのだが、窓から入ってくる光が何か違うのだ。
65年前の夏、長崎と広島に落ちた原爆の光線もいつもと違う光だったというが、
そうではなくしも、とにかくいつもと違う光に窓の外を覗いてみた。


とにかく、目に見える一帯が屋根から車体、葉をすっかり落としてしまった街路樹、石畳に至るまで、何もかもが、薄紅がかった銀色とも白色ともいえる、不思議な色と空気の世界に包まれている。


こんな光景は生まれて初めてだ。


雪が降ったのだろうか?霜が降りたのか、、、?
いや、雪でも霜が降りたわけでもない。
迷わずベランダの温度計を見ると、なんとマイナス6度!。

空気が凍結したのである。
予報されていた寒波の到来。


寒波の風景


10年以上もイタリアに住んでいるが、こんな光景も寒さも初めてだ。
薬局のおばさんは今朝方はマイナス10度だったと言うではないか。

まだ、息子が小さかった頃、ローマからミラノに戻ったとき いつもの散歩道の中庭の亀たちが例年にない寒波で大量に死んでいたのを見たことはあったが、その冬はもっと南のローマ近郊に暮らしていたのでその寒さを体験することはなかった。


管理人のおじさんが、その冬のミラノ、マイナス15度を記録したと教えてくれた。


一般の亀は冬眠に入る為 土の中にもぐり込んで冬を越すが、この亀たち、都会のビルの中庭で飼われ、もぐりこむ土もなかったのか、それとも冬眠しない種類の亀だったのかは露知らぬ。

私は幼少をわりかし暖かい土地に過ごしたので、マイナス6度に驚き一ニュースになってしまうのだが、マイナス6度など北暮らしになれておられる方には笑い話かもしれない。


関東で、会社員をしていた時も雪が降ることがうれしくて喜んでいると、住を共にしていた親友に、雪はもうたくさん、雪は喜びではなく厄介なものだと言う。
北国で育った彼女。

聞けば、頻繁に雪が家よりも高く降り積もり、毎朝、雪かきと屋根の雪おろしが家を出る前の朝の仕事になるという。

テレビでそんな光景を見たことはあったが、所詮 井の中の蛙。
社会人として故郷を離れ、はじめて世間に出て、生の彼女の話を聞き、
当たり前ながら 同じ日本人とて物事一つにも文化・習慣・価値観の違うことをを身をもって経験したのであった。

あれから十何年もたって、関東どころか予想せずも遥か海を越えて 文化の違うイタリアに居を住まえる今日。

中年に入りつつ腰も据わってきたのだが、やはり相変わらず雪に感嘆の喜びを覚え、
子供とはしゃぐのが常である。

時間がたって、朝日がうっすらと光ってきた。同時に、凍結していた空気が氷解しはじめ、
まるでマイクロのクリスタルガラスの粉をちりばめたかのように、キラキラと空中を舞って、銀色、虹色に輝いている。綺麗だ!!!


寒波の風景2


こんな光景は100年に一度かもしれない!


馬鹿のように一人で感動し、真っ白に凍った世界一面に輝くそんな光の粒たちをやみくもにカメラに収めようと、シャッターを切り続けるのだが、おかしい。。。。?うまく撮れない。

フォーカスの合わぬほとんど真っ白の画像ばかり、、、。

どうやらかなりの紫外線の量が原因のようであるが、メカニックに弱いゆえ今回はこのような写真になってしまった。


お粗末な写真でその光景をそのままお届けできないのだとても残念だが、北イタリアの冬の雰囲気を少しばかり感じていただければ幸いである。

北イタリア冬の風景

by パヴィア情報スタッフ・カワセミ  kawasemi.jpg




お問い合わせはイタリア専門旅行会社のイタリアエクスプレスへ。

ラベル:寒波 イタリア
posted by パヴィア情報スタッフ・カワセミ at 18:52| Comment(0) | 天気 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。