2012年10月08日

ローマ・コロッセオを詳しく解説!


ローマ情報スタッフの星野です。
皆さんこんにちは。
ここローマは10月だというのに日中は30度越えしてます。ただ風は冷たいので、秋だなぁ〜とは思いますが・・・。そして、朝晩はかなり冷え込みます。

さて今回ご紹介するのは、コロッセオ(COLOSSEO)です。ローマと言えばコロッセオ、コロッセオと言えばローマ。


コロッセオの全景

ローマに来たことがある人は必ず訪れているかと思います。

現在コロッセオは修復に入る準備をしています。
さて何故修復中ではなく、修復準備中かと言うと、コロッセオは言わずとも知れた世界でも有名な観光地。
修復中と言えども閉鎖する訳にはいかないので、万が一修復作業中に石が落ちても大丈夫な様に、一番上から石を落として、どの辺に落ちるかを測ったりしているのです。

地下鉄駅・コロッセオ

コロッセオの名前は今では地下鉄名にもなっているぐらい定着していますが、本当の名前は違います。本当の名前は「フラヴィウスの円形競技場」と言い、この円形競技場を作った皇帝親子の苗字がついてます。
では何故コロッセオと呼ばれているかと言うとコロッセオの出来る前、暴君で有名なネロ帝の巨大な像が 側にあったためとか(ラテン語で巨像の事をコロッソCOLOSSOと言ったため)。

英語の競技場を意味するコロシアムの語源にもなっています。

ちなみに現在ネロ帝の巨像は残っていません。下の写真は小さいネロ帝の像です。

ローマ皇帝ネロの像


元々このコロッセオが出来る前何があったかと言うとネロ帝の私邸、黄金宮殿の一部であった人工池があり、ネロ帝の死後暴君の物は何一つ残したくないと言う事もあり、水を抜いた池の跡地をそのままコロッセオの土台にしたのです。

紀元72年にヴェスパシアヌス帝によって建築が開始され、80年にヴェスパシアヌス帝の息子ティトス帝によって完成しました。
完成した時には100日間にわたって競技が開催され、なんと9千頭もの猛獣が殺されたとか。

コロッセオは楕円形をしており、その直径は長いところで約187メートル。短いところで約155メートルあり、外壁の高さは約50メートルあります。当時約5万人の観客を収容する事が可能だったとか。

外壁の円周を4等分した部分に4つのアーチが開いており、競技場入り口になっていました。その内の一つは皇帝専用の入り口でした。席は全て階級別に分かれており、1階は大理石製の椅子(現在は剥がされて残っておりませんが)には元老院などの貴族階級が座り、2階が庶民の木製席、3階が立ち見席となっていました。
また、皇帝の席には1日中直射日光が当たらない様に設計されており、一般席にも20分以上日光が当たらない様に工夫されていました。

コロッセオ内・大理石の席

一部残った大理石張りの席

また雨天の場合には競技場全体を覆う巨大なテントが張られていました。

コロッセオのテント

また完成当初は水を引いて模擬海戦も上演されていましたが、その後複雑な舞台装置を設置したため、模擬海戦は不可能になりました。

コロッセオの地下

ちょっと見づらいですが、コロッセオの地下を模型で再現したものです。
人口エレベーター等もあり、かなり現在の舞台にも似ています。

さて、気になる競技内容は、もちろん映画『グラディエーター』でも有名ですが、奴隷剣闘士同士の殺し合いから猛獣との戦い、戦車競争など当時の古代ローマ人たちが好む競技が開かれていました。

奴隷剣闘士

主催者はもちろん皇帝です。何故このようなイベントが多く開かれたかと言うと、一つは人気取り、もう一つは政治から目を反らさせるのが狙いでした。

コロッセオの床部分

現在のコロッセオの中は床が剥げ、地下が見えてます。

コロッセオの床張り

2階に上がると各地方のグラディエーターの衣装が展示されています。

グラディエーター衣装

当時の再現

何度見てもコロッセオの素晴らしさは変わらず、見るたびに当時の建築技術の凄さに感動してしまいます。

by ローマ情報スタッフ 星野亜矢子  hoshino.jpg


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posted by ローマ情報スタッフ・星野亜矢子 at 10:00| Comment(0) | 観光スポット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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