2011年09月29日

イタリアの発電所


ミラノ情報スタッフ・堀越です。

福島の原子力発電所事件以降、世の中では原子力発電Yes 原子力発電Noと話題が絶えませんが、そんななか、今日はイタリアの北部 Monza-Brianzaの“コルナーテ ディ アダ”にある水力発電所をご紹介したいと思います。


まずはこちらの写真をどうぞ。


発電所外観


これがまさにこれからご紹介する水力発電所なんです。


この美しい建物、とても発電所とは思えませんよね。

ゴシック式の大きな窓、赤いレンガ、機械が置いてある工場内の隅々に見えるデコレーション、
そして建設当時から使用してる機械。
ほんとうに発電所にしておくのはもったいないくらいです。


外観の素敵な発電所


こちらは1910年から1914年にかけて、ミラノの電力の需要を満たすためにアダ川の右岸に作られた水力発電所です。

建設された当時でも既に3万Kwの電力を供給していたようで、今日現在の水力発電の出力規模による分野で分けても中出力という重要な役割を担っています。

発電所見学の説明


とってもダンディーなおじ様が概要を説明してくれました。
地図の中を横断しているのがアダ川です。
発電所建設にはもちろん携わっていませんが、原案はかの有名なレオナルド・ダ・ヴィンチもかかわっているそうです。

この水力発電所はちょうどおじさんの頭の上あたりに位置します。

ちなみにこのアダ川にはヨーロッパで二番目に古い1895年に建設された水力発電所もあります。

さて、発電所の中を見てみましょう。


発電所内部

昔ながらの発電所


ちょうど日本で言うと京都の蹴上発電所のような感じですね。
琵琶湖の水を利用した蹴上発電所は1891年に送電を始め今もなお稼動しているそうです。


制御盤


こちらは当時の制御盤です。
さすがに、新型コンピューターと入れ替えられてこちらは使われていません。


当時の様子


いったん発電所からでて裏側へ回るとこの風景。


美しい川のほとり


川はとても水がきれいで、中ノ島には日光浴を楽しむファミリーもいます。

ちなみにイタリアでは6月に行われた国民投票によって国内に原子力発電所の建設しないこととなりました。そして環境にやさしい電力の発電に取り組んでいます。


こんなちょっと違った角度から見るイタリア。いかがでしたでしょうか?

CENTRALE IDROELETTRICA ESTERLE
ミラノから北東に40Km                                     住所 Via XXV Aprile (nucleo esterno) - Porto Inferiore, Cornate d'Adda (MI)


ミラノ情報スタッフ・堀越千鶴  horikoshi.jpg



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2011年09月27日

カプリ・サンミケーレ教会


ナポリ・ソレント情報スタッフの堀内です。



今年もカプリ島は、世界各国からやってきた観光客で賑わいました。

「青の洞窟」や「ソラーロ山」をはじめ、たくさんの魅力的なスポットがあるカプリ。


ウンベルト1世の広場を中心に、ブランドショップや高級レストラン、ホテルの並ぶ「夜も眠らない」カプリ地区に対し、どちらかというと素朴さがにじみ出るアナカプリ地区。


今回はそんなアナカプリ地区の、歴史あるサン・ミケーレ教会を紹介します。



カプリ地図


アナカプリ地区




地区の中心地、ヴィットリア広場正面から伸びる、目抜き通りのオルランディ通り(Via Orlandi)。入り口にはわかりやすい案内図が。


真夏のピークシーズンでもそれほど混んでおらず、ゆっくり散歩ができます。


アナカプリ地区の赤の家


まっすぐ歩くと途中には「赤の家」も。19世紀末に、アメリカの将軍、John Cay H. Macknowenが、イタリア人の愛人と住んでいた家。レンガ色の赤が見事です。現在は、美術館になっていて、「青の洞窟」で発見された古代ローマの彫刻が展示されています。



サンミケーレ教会入口


さらに通りをまっすぐ歩くと右手に「サン・ミケーレ教会はこちら」の目印が。


サンミケーレ教会の正面



目印を頼りに少し進むと広場があり、左手にサン・ミケーレ教会の正面が。「アナカプリのサン・ミケーレ」と言えば、アクセル・ムンテの住居だった「ヴィラ・サン・ミケーレ」が有名ですが、この教会は1719年に建てられた歴史ある建物。




1600年代後半イスラム教徒のトルコが、カトリック教徒であるオーストリアに侵攻。
当時アナカプリに住んでいた尼僧セラフィナが、「戦いの大天使」であるミカエル(イタリア語でミケーレ)に、「トルコがオーストリアから撤退してくれたら、私はアナカプリに貴方の名のついた教会を捧げます」と祈りを捧げたところ、その祈りが通じ、トルコ軍は撤退。セラフィナは1699年に亡くなりましたが、彼女の遺志をついだ、富裕層の有志たち、カプリの司祭などに教会建設が引き継がれました。



マヨルカ焼タイルの床が美しいサンミケーレ教会


この教会を有名にしているのは、美しいマヨルカ焼のタイルで彩られた床。

足を踏み入れられないよう、周囲には木の渡り廊下があり、そこを一周して鑑賞するしくみ。


サンミケーレ教会内部


小ぢんまりとした教会の中。19世紀初頭にイギリス軍がカプリを占領していた時は、武器倉庫にもなっていたらしいですが、セラフィナの遺志は現代にも受け継がれているかのように、綺麗に保存されています。
ちなみに、写真では見えにくいですが、聖ミカエルは神に一番近い大天使と呼ばれていたことから、祭壇上方には「Quis Ut Deus」[神のような者)とラテン語で書かれたプレートが飾られています。


マヨルカ焼きの装飾


1761年にアブルッツォのマヨルカ職人であった、レオナルド・キアイーゼ(Leonarodo Chiaiese)により造られた、色彩豊かな床。「楽園追放」をテーマにした作品で、真ん中には、掟にさからいリンゴを盗った、アダムとイブに楽園追放を命じる、ミカエルの姿が描かれています。


周りにはまか不思議な動物や、一角獣の絵も。


祭壇装飾


木製の祭壇


もうひとつ、この教会で非常に珍しいのが大理石の主祭壇両脇にある、木製の祭壇!18世紀のものだそうです。一見大理石造りのよう。素晴らしい!


プレセピオ


18世紀の貴重なプレセピオも展示。




アナカプリの自由散策にぜひ立ち寄っていただきたい、小さいけれど、素敵な教会です。


Chiesa Monumentale di San Michele
Piazza San Nicola, 80071 Anacapri (NA)

4月〜9月 9時から19時
10月〜3月 10時から15時
11月27日〜12月8日まで休み
時間帯、休みは事前に確認のこと。

Casa Rossa[赤の家」

Via Giuseppe Orlandi, 78 80071 Anacapri (NA)
tel 081 838 2193

4月〜5月 10時から17時
6月〜9月 10時から13時30分、17時30分から20時
10月 10時から17時

火曜休館、事前に確認のこと。

ナポリ・ソレント情報スタッフ・堀内敬子  horiuchi.jpg



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2011年09月23日

イタリア・ミラノ・ファッションウィーク 2011

ミラノ情報スタッフの堀越です。


さあ、ミラノは少し秋の気配は感じるもののまだまだ暖かい日が続いています。

ミラノ!といえばファッションの街ですが、今、まさにミラノはファッションウィーク真っ只中です。


ミラノ・ファッションウィーク



ファッションショーというとまずはNYコレクション、続いてロンドン、その後ミラノへとやってきます!

不景気なんて何のその。街中は人、人、人、あちらこちらで交通渋滞と大混乱です。



なんとこの一週間で70以上のファッションショーがミラノで行われます。


ミラノ・ファッションショー




このファッションウィーク9月27日まで続きます。

Duomo広場やその周辺でもショーが開催されていますので、ぜひこの機会をお見逃しなく!


イタリアファッションショー


ミラノのファッションモデル




by ミラノ情報スタッフ・堀越千鶴  horikoshi.jpg



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